将来は大都会(東京)で暮らす予定でしたが、歳と共に暑さに弱くなり東京の夏は乗り切れないと考え旭川に永住を決意しました。
人口:337,998人(平成30年国勢調査)
市域面積:747.66平方キロメートル
(全国市区町村83位)
北海道のほぼ中央に位置し、道内では札幌市に次ぐ第2の都市です。
第2の都市とはいえ、札幌は約197万人で旭川は約33万人ですから、桁が違いますが。
気候は、盆地と言うこともあり、年間の寒暖差、昼夜の寒暖差が大きく四季がはっきりしています。
日本の最低気温 -41.0を1902年に記録
私が子供の頃は、今よりず~と寒く、雪も多かったです。
確か小学校時代、冬場の気温が朝6:00時点で-25.5℃以下なら1日休校、-23.5℃なら1時間遅れという規則があり、1シーズン1日休校が5回ぐらいはあって、1時間遅れは頻繁にあった記憶があります。
今ではギリギリ-20℃を超える日が、シーズン2~3回ぐらいです。
確実に、温暖化は進んでます。
今、世界中で温暖化防止を若者達が訴えてます、私達一人一人が気を付けて温暖化にストップをかけなくては地球の未来はないです。
私も、意識を持って努力いたします。
話は旭川に戻りますが、
冬の雪は多いですがサラッとした雪なので、東北地方のベタッとして重い雪よりは楽だと思います。
(ただし、雪がサラサラしてるので雪だるま⛄が作りずらいと思いますが。)
地震や台風などの自然災害が少ないのも旭川の良いところですね。
確かに半年近く雪の中での生活になりますが、それを除けば丁度いいサイズの住みやすい都市だと思います。
旭川永住が決まれば、永住の準備に取り掛かります。
暮らすための最重要課題、家の修繕です。
我が家の現状
まずは、下の写真をご覧ください。
外壁です
これが、我が家の現状です。
ひどい状態で、外壁と軒下共に腐食が進んでいます。
敷地面積81坪 床面積40坪
北海道の旭川では、普通の住宅であります。
永住する予定ではなかったので、使い捨て住宅のつもりで31年間、修理・メンテナンスなど、何もしなかった結果がこれです。
永住と考えると、
これは、マズイ!
壁はボロボロ、屋根から雨漏り、床はギシギシ、ドアはギィ~ギィ~
本当なら建て替えるのがベストだと思うが、退職が近い私に、そんな冒険は出来ない。
と、言うことで
今回は、まず雨風をしのげるように
外壁と屋根を修繕する事にしました。
ついでに、他にも屋根雪庇切設置・軒天張替・ユーティリティ床のクッションフロア張替・畳表替えなどもお願いしました。
本来なら、家を建ててもらった工務店にお願いするのですが、私の家を建てた工務店は知らないうちに自然消滅?していました。
しかし、幸いなことに同僚の親が工務店をやっていて、今までにも屋根の修理・塗装、風呂場のドア取り換えなど、何かとやっていただきました。
いつも親切丁寧、なおかつリーズナブルで本当に助かっています。
勿論、今回も相談いたしました。
見積
おォ~、200万円超え!
多分、これでも相当安くしてくれてると思います。
「宜しくお願いします」と連絡しました。
我が家の外壁はサイディングです。
サイディングの取り換えには2種類あって
今のサイディングを撤去して新しいサイディングを張る。
○外壁カバー工法
今のサイディングを撤去せず、その上から新しいサイディングを張り付ける工法です。
我家は、外壁カバー工法を選択しました。
外壁カバー工法のメリットは
○外壁張り替え工法と同程度の耐久年数がある
○外壁が2重になるので、断熱性・遮音性が高まる
○施工費用が安い(2~3割ぐらい安くなる)
それと断熱性が良くなるのは、北海道の寒い旭川に住む私達にとって大変ありがたいです。
ちなみに、冬場の灯油代(暖房費)は、月3万円ほどかかります。
外壁が2重になって、暖房費が減れば嬉しいですが。
工事開始
大工さんが、朝から一人来て仕事開始。
サイディングに角材を垂直に打ち付けていく。
一人で大変だなと思っていたが、後で話を聞いて納得。
まだ、足場が出来てないので出来る事が限られてるから、人数はいらないそうです。
手の届く範囲での作業

【2日目】
大工さんが、暑いなか黙々と1人で作業する。
【3日目】
サイディングを支えるもの?
下部のコンクリートとサイディングの境に、ブルーの「さん」みたいな物が付いた。

【4日目】
足場職人が3人が来て、足場を組み立て始める。
さすがに力仕事なので、みんな筋肉ムキムキの若い職人だ。

見事に、1日で組み立て終わる。
【5日目】
足場が出来たので、軒下の腐食した部分を取り除き新しい板をはめ込んでいく。

あっという間に終了、さすが職人は仕事が早いです。
続いては、昨日までと同じ様に外壁上部にも角材を打ち付け始める。
この作業が3日間続いた。他にも、午前中に畳職人が来て畳6枚トラックに載せ、持ち去った。
半日後、綺麗になった畳を自慢げに持って来た畳職人は、何故かカッコ良かった。

最後の一枚は、私が入れました。
新しい畳は気持ちいいですねぇ
新しい畳の匂い!
日本人に生まれて良かったです。
【8日目】
屋根の塗装屋さんが来ました。
我が家の屋根は、前側少なく、後側が広い作りになっている。
冬の雪を裏に落とす為の構造でありますが、後側の屋根は2年前に塗装したので、今回は前側だけの塗装になります。

軒下の部分が未塗装で上の部分が塗装済みの部分です。
あとちょっとで、塗装終了です。
【9日目】
古いサイディングの上に角材も張り終えて、いよいよ新しいサイディングを張り始めました。

一枚一枚張っていくのは大変ですね、それも一人で全部やるそうです。
軒下の塗装が終わり、屋根の塗装終了です。
塗装屋さんご苦労様でした。大工さんは、14日目までサイディング張りの作業が続きました。
【15日目】
だいぶ張れました、あと一息です。
頑張れ、大工さん!

今回の外壁は、鉄板の下にウレタンみたいのがあるタイプで、断熱効果がありそうです。
サイディングの色は、玄関部分は屋根の色に合わせ紺系にし、全体はベージュ系にしました。
16日目
広い部分は全部張り終えました。
あとは、出窓の下など細かい部分です。【18日目】
細かい箇所は多くはないので、1日で終了し外壁張り付け終了です。
【19日目】
今日は最後の仕上げです。
大工さんの他にもう一人来ました、コーティング専門の職人です。
最後の仕上げは、隙間を埋めるコーティング作業と、サイディングの継ぎ目と壁の曲がり角に、上から下まで継ぎ目のない鉄板の様なものを取り付けていきます。
窓枠などの細かい継ぎ目などには、コーティング剤で目張りをしていきます。外壁工事終了!
お疲れ様でした。
完成
これが、新旧の我家です。
Before
After
オ~! 我家が蘇った。
印象が変わりますね。
色あせてた屋根が、エーゲ海のダークブルーに。
くすんだ、ねずみ色の壁が、明るいコーヒー牛乳の壁に。 (ん~、意味不明)
とにかく、外壁・屋根は素晴らしく良くなりました。
職人の皆様、ありがとうございました。
これで、外壁・屋根は終了しましたが、工務店の方にいろいろ調べてもらうと、灯油ボイラーと屋外にある灯油タンクは寿命らしく、両方共入れ替える事にしました。
残るは、灯油タンクと灯油ボイラーの入れ替え工事ですが、灯油タンクの灯油の残量が多いため、もう少し減らしてからの入れ替えになるとの事です。
旭川は9月半ばになり、朝の最低気温も一桁の日があり、朝方はストーブを焚く日も多くなりました。
灯油がガンガン減っていきますから、すぐに灯油タンクとボイラーの入れ替え工事になると思います。
灯油タンクと灯油ボイラーの入れ替え工事の模様は、またブログにてご報告いたします。
本当にやって良かったです。
綺麗になりました。
おまけ

なぜ?
クーラーボックスに冷たいものを入れて「ご自由に飲んでください」と出すのですが、皆さん炭酸飲料しか飲まないのです。
なぜかしら?

どんなの入れてるの?

コーラ・サイダー・お茶・牛乳などですが。
私なら、のどが乾いたら絶対牛乳ですけど、何で牛乳飲まないのですかねェ~

牛乳⁉
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