大雪山連峰 旭岳のロープウェイに乗って姿見駅に上ったが。そこは別世界!

旅行
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shoです。
2日前に、大雪山連峰の山々から初冠雪の便りが届いたので行ってみました。

大雪山連峰

北海道を代表する山に大雪山がありますが、実は大雪山と言う名前の山は存在しません。
北海道の中央高地を形づくる山々の集まりを総称して大雪山と呼んでいるのです。

主な大雪山系の山々

旭岳(2,291m)北鎮岳(2,244m)白雲岳(2,230m)黒岳(1,984m)忠別岳(1,962m)化雲岳(1,954m)トムラウシ山(2,141m)美瑛岳(2,052m)十勝岳(2,077m)
など、2000m級の山々が約50Km以上にわたり連なっています。
大雪山連峰は、昭和9年に「大雪山国立公園」と指定され、面積は約23万ヘクタールという広大な広さです。
この広さは神奈川県の面積とほぼ同じというから驚きの広さですよね。
北海道民に親しみある山としては、標高が一番の旭岳(旭岳温泉)、黒岳(層雲峡温泉)、十勝岳(十勝岳温泉)などがありますが、登山として多くの人が利用し、麓には温泉宿もあるので人気があります。
大雪山系は火山群の山々ですので温泉も沢山あります。
さらに、旭岳・黒岳にはロープウェイがあり、子供でも登山初心者でも、ある程度の高さまで登れるのがいいです。

旭岳へ

出発

旭岳と言えば、大雪山連峰の中で一番高い山(2,291m)で温泉街があり、ロープウェイで標高1600mまで登れ、そこから山頂まで登山が楽しめる。
これが、私の旭岳です。
でも、温泉宿に泊まった事はありますが一度もロープウェイに乗った記憶がありません。
よくよく考えてみると、いつも旭岳温泉に行くのが冬でした。
冬の旭岳でロープウェイに乗り、上に行くのは危険ですから。
テレビのニュースを見ていたら、旭岳・黒岳・十勝岳の初冠雪の映像が流れていました。
旭岳は家から車で50分の距離で、天気も良かったのでドライブがてら行く事にしました。
勿論、妻も誘いました

寒いのに、何しに行くのですか?
気を付けて行ってらっしゃい。

確かに紅葉は始まっているが、ロープウェイ終点からさらに上に登らなければ綺麗な紅葉は見られないだろう。

休憩

天気もいいし、道路もすいてるので快適です。
途中で休憩

始めて寄りますが、忠別湖と言う湖らしいです。

綺麗な湖です。
釣りをしている人が多かったです。何が釣れるのでしょう?
カヌーもやってました。
先を急ぎます。
この時期から、紅葉目当ての観光客と登山客で混むらしいですから。

旭岳温泉

11:00 旭岳温泉に到着

やはり、公営駐車場(無料)はすでに満車でした。
でも、そのまま真っ直ぐ進めば有料の駐車場です。(普通車 1日500円)

有料の駐車場もいっぱいらしく、私の前に5台ぐらいの車が並んでました。
でも、そんなに待たずに入れましたが、これ以上遅かったら待ち時間があったかもしれません。
きっと、あと一週間もすると紅葉のピークになるので、そうとう混雑するでしょうね。

ロープウェイ

車を駐車場に止め、いざロープウェイへ。
混んでるのかな?
ロープウェイ乗り場です。
オヤッ、あまり人が居ませんね。
中に入ると、それなりに居ましたが、駐車場の車からすると人が少ないです。
すでに、大勢の人達が上に登っているのでしょうか。
さて、

オッ、往復2,900円ですか。
片道1,800円とは?
帰りは、どうやって下りるのですかね。
このカンバン見て違和感ありませんか?
そうです、「最大乗車人員:101人」です。
しっかりこだわる、その姿勢は好きですが。
乗車券売り場で聞くと、この時期からは混むので時刻表に関係なく臨時便として常時運行しているそうです。
乗車券を買い、50名ぐらいの末尾にならぶ。
ならんでいる人達を見ると、完全装備で「私は頂上まで登るぞ!」という人が3割、「まぁ~、登れる所まで」が3割、後の4割はロープウェイで上がったら景色見て、寒さを味わったら下りのロープウェイへ。
って、いう感じです。
ロープウェイに乗り込む7分前から、係の人がモニターを見せながら注意事項を説明する。
確かに、山は怖いですからね。

姿見駅

終点の姿見駅が見えます。

10分間の短い空中散歩でしたが、十分楽しめました。
姿見駅に着いてドアが開いた瞬間、そこは別世界。
寒い!
更に、真っ白で前が見えない。
姿見駅近くまでは大丈夫だったが、急に真っ白。

これだから、冬山は怖い。
この後、もっと真っ白になり何も見えず。
本当なら、姿見駅から鏡池・摺鉢池(二つで夫婦池とも呼ぶ)を通り姿見の池へ、そこから姿見駅に戻るという約1.7Km約1時間のコースを歩くつもりでした。
が、天候が悪いですが第一展望台までは行きたいので、少し待ってみる事にします。
少し晴れてきましたが、完全に晴れるのは無理と判断し行動開始。
歩き始めると、思いのほか道の状態が悪く歩きずらく、シャーベット状の雪が残り、雪が無い所は水が流れている。
イヤー、参った。
スニーカーで来たもので、靴の中が濡れてきた。
どうりで、姿見駅に有料の「貸し長靴」がありました。
失敗! でも、時すでに遅し。
姿見駅から100m上の「第一展望台」にて終了~。
靴の中が冷たいので、すぐ下山です。
第一展望台に行く登山道でも、このとおり悪路になってます。
この時期に行かれるのなら、防水の登山靴が必要かと思います、貸し長靴では濡れる心配は無いですが、シャーベット状の雪とか、人が歩いてガチガチに固まった氷の様な状態の所では滑ります。
実際に転んでる人がいました。
初冠雪の後に行ってみて、初めてわかりました。
ちゃんと準備をして来ないと、綺麗な紅葉は見れないことが。
反省しきりに、下りのロープウェイへ。気がつけば、お腹がペこぺこでした。
ロープウェイから降り、そのままレストランへ。

地元の東川産野菜を使ったカレーです。
とても美味しく頂きました。(野菜が、とても甘かったです)
さぁ~、お腹も満たされたので帰ります。帰る途中、「日本の滝百選」にも選ばれた「羽衣の滝」を見に天人峡温泉に寄ります。
天人峡温泉は、2013年5月に起こった大規模な土砂崩れのため、長い間通行止めになっていました。
やっと、2018年6月11日に通行が全面開通しましたが、いかんせん5年の歳月は長くホテル・旅館のほとんどが閉館してしまい、いまでは「御やど しきしま荘」一軒だけになってしまいました。
天人峡温泉の入口にある公共駐車場から、歩いて約10分で着きます。
羽衣の滝です

美しい滝です。
是非、皆さまも見に来て下さい。私の気まぐれ旭岳ツアーは終わりです。

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