きりん舎
2013年に完成した「きりん舎」
きりん舎には、アミメキリン・モモイロペリカン・ホロホロチョウが飼育されています。
アミメキリン
アミメキリンは、エチオピア南部からケニア北東部などに生息しています。
体長は3~4m、体重はオス800~1500kgメス550~1000kg、頭頂高はオス4.5~5.5mメス4~4.5m
体は、斑紋がはっきりとした濃い赤褐色のキリンです。
特徴としては、首が長いのは勿論ですが後ろ足よりも前足の方が長く、走る速さも時速50kmという車なみの速さで走り、またその長い足が武器にもなります。
体の皮膚は厚く、舌の長さが40~45cmもあるのは驚きです。
食性は、高い木の「木の葉」や「小枝」が主食ですが、花や果実なども食べます。
きりん舎は、高い場所から、低い場所でも、すぐ近くで、という3方向から観察できるようになっています。
キリン達を頭上から見れる高い観察エリア
反対側は、足下から見れる観察エリア
もう一つ、隣に隣接する「かば館」の地下にキリンを見れる観察テラスがあります。
きりん舎の屋外から見ると、かば館から出っ張った「キリン観察テラス」がわかります。
この観察テラスから見ると、キリンの背の高さが実感できますよ。
本当に、上から見るのとは大違いですから、是非観察テラスからも見て下さい。
他にも、キリンがエサを食べる姿を見せるための仕掛けがあります。
この垂れ下がった白い棒に葉の付いた小枝を刺し、キリン達に食べさせます。
(残念ながら、小枝を付ける時間は決まっていないそうです。見れたらラッキー!)
低い観察エリアの柵に設置した餌箱で、キリンの食事風景が近くで見られるようになってます。
本当に近くで見れますから、キリンの大きさを実感して下さい。
モモイロペリカン
ヨーロッパ南東部から中央アジアとアフリカで暮らし、繁殖します。
冬季は、アフリカ中部~南部、パキスタン、インド、ベトナムに渡り越冬する。
体長は160cmで、羽を広げると280cmほどになる。
体は、ピンク色がかった白色である。
食性は、主に魚で30cm以下の魚であれば海・淡水どちらの魚でもたべます。
(希に、エビ等の甲殻類も食べます)
見ていると、たまに羽ばたくのですが、結構大きくて迫力がありました。
ホロホロチョウ
ホロホロチョウは、アフリカの広範囲に生息しています。
体長は50~60cm、体重は1.0~1.5kg
草原、森林、砂漠などで暮らし、昼行性で夜は樹上で寝ます。
食性は、雑食で昆虫・節足動物・甲殻類・果実・種子などを食べる。
まとめ
きりん舎では工夫をこらし、高い場所・低い場所・近い場所といろいろな所から観察出来るようになっているので、キリン本来の凄さを知ることが出来ます。
間近で見るキリンは、本当に大きいです。
キリンは、地上で最も背の高い動物ですが、キリンの足とか体に筋肉があったら・・
きっと、恐竜です。
旭山動物園
〒078-8205北海道旭川市東旭川町倉沼
TEL(0166)36-1104
(2020年 冬期期間)
【開園日】2020年11月11日~2021年4月7日
【開園時間】午前10時30分~午後3時30分
(最終入園は3時00分まで)
・休園日:2020年4月8日~28日、11月4日~10日、12月30日~2021年1月1日
(2021年 夏期期間)
【開園日】2021年4月29日~2021年10月15日 【開園時間】午前9:30~午後5:15(最終入園は午後4:00まで)
【開園日】2021年10月16日~2021年11月3日 【開園時間】午前9:30~午後4:30(最終入園は午後4:00まで)
『夜の動物園』
2021年8月10日~2021年8月16日
午前9:30~午後9:00(最終入園は午後8:00まで)
(補足)休園日:2021年4月8日~4月28日
(入園料)
大人 通常料金1,000円 旭川市民時別料金700円
団体 通常料金900円 旭川市民特別料金600円
(有料25名以上)
中学生以下 無料
おもてなし券 1,000円
(1日目正午以降、2日目正午までの入園に限る)
動物園パスポート 1,400円(1年間有効)
科学館共通パスポート 2,230円(1年間有効)
(交通)
路線バス:旭川駅前バスタッチの6番乗り場から旭川電気軌道のバス(41番・47番)が約30分間隔で運行されてます。
(所要時間:40分 料金大人440円)
旭川空港から:旭川電気軌道のバスが(78番)が1日2便運行されてます。
(所要時間:35分 料金大人550円)
(動物園駐車場)
(旭山動物園パンフレットより)
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